2015年2月
- 今月の薬膳料理教室のテーマ
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1年で最も寒さと乾燥の厳しい季節です。
今月は「真冬の肌を潤すための料理」をテーマにした食卓をご紹介しました。
この季節に乾燥するのは肌だけではありません。
寒さで血管も柔らかさを失い、不調が出やすくなるのです。
そこで身体の組織の潤いを保つためのコラーゲンなどのたんぱく質や適度な脂質、血液の流れをよくして血管の柔軟性を高めるクエン酸を含んだ食材を使った料理で、つらい季節を元気に過ごせるお手伝いをいたします。
他には、のどや鼻の粘膜を乾燥から守る黄色い食材や、殺菌作用のある薬味なども、この時期におすすめの食材です。
また、寒さはきびしいながらも、季節は少しずつ春に向かって進んでいます。 肝臓に負担のかかる春に向けて、肝機能を高めるナツメや慈姑などもメニューに取り入れました。 - 今月の薬膳料理教室で使った食材
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蓮根、キャベツ、生姜、香菜、大葉、
ベビーリーフ、ラディッシュ
韮、長葱、菊花、牛蒡、人参、ディル 蕪、クレソン、長芋、春菊
穂紫蘇、白菜、大根、レモン、三つ葉 豆苗、セリ、壬生菜
紫玉葱 カイワレ、百合根、大豆もやし、ほうれん草 オレガノ
タイム、ハム、大豆、松の実 山クラゲ、干し豆腐、粟、卵
慈姑 海苔、豆腐、はと麦、豚肉、鶏肉 小麦粉、ピーナッツ
木耳、ココア 龍眼、バター、魚卵、カシューナッツ ナツメ
胡桃、柚子、文旦
<蕪とハムの八角風味煮大豆のせ>-
<葱ソース豆腐> -
<クリームソースの揚げパン>
<山クラゲと大豆モヤシのハーブ和え>-
<干し豆腐と青菜の胡麻油和え> -
<花椒風味の長芋揚げ> -
<芽キャベツの夏蜜柑味噌添え> -
<甘酢漬けの大根と蜂蜜漬けの檸檬> -
<慈姑入り豚団子の大葉揚げ(実習品)> -
<ナツメ入り蓮根焼餅(実習品)> -
<雲呑スープ> -
<白木耳の氷砂糖煮、ナッツ餃子、文旦チョコレート> -
<教室風景> -