季刊・家庭の薬膳 季節のすこやか食養生

大雪の頃の食養生

毎年12月7日からの半月程を「大雪(たいせつ)」といいます。
本格的に温度が下がり雪も各地で降りはじめ、すっかり冬らしい景色になる時期です。
日照時間も減り、空気も冷たくなるこの頃には、「恐」の感情が強く支配する季節と考えられています。

この時期としては、人間の身体も半冬眠状態になるため、無理に身体を動かしすぎないようにしましょう。
しかし、そうは言っても、行き過ぎの「静(動かさない状態)」も良くないとされます。
血の巡りや解毒強化のためには、適度な運動が必要です。

また、冬の寒さが原因で血流や気の巡りが滞りやすいことから、手足の冷えや肩こり、頭痛や生理痛などが重くなることも多いです。
温かいものや薬味やタンパク質などの発熱作用のある栄養価の高いもの摂り、身体を内外から温めましょう。
特に、冷えやすい肩甲骨の下のあたりには陽光を当てて温めるようにすると、ここにある強い陽のツボを刺激できます。
この時期に汗をかきすぎると逆に、冷たい風が体内に入りやすいことから、暖房の当たりすぎや、過度な運動などは控え、春に向けてエネルギーを蓄えましょう。



このページの内容は、中国の昔からの民間療法や、年配の方から伝え聞いた話を基に構成しています。
病気やその他の疾患に、必ず効果があることを保証する訳ではないことをご了承下さい。

05.Jan.2024