家庭の薬膳 第40回 ~冬瓜

冬瓜の味と性質


薬膳の考え方では、冬瓜の味は「甘く」、性質は「体を少し冷やす」という分類になります。

冬瓜の効能

冬瓜の原産地はインド~東南アジア。日本に伝わったのも古く、平安時代には食されていたようです。
他の瓜類と同じく夏に収穫されますが、冷暗所に置けば冬まで保存できることから「冬瓜」の名がつきました。
冬瓜には以下のような効能があるとされています。

■解毒作用
■解熱作用
■利尿作用によりむくみを取る
■のどの渇きを緩和する

中国の民間療法では、冬瓜は熱中症、腎臓病、咳、気管支炎、喘息などに効く漢方薬として使用されてきました。
成分のほとんどが水分ではありますが、ビタミン、カリウム、食物繊維も豊富です。
冬瓜は陰性の性質により体内の余分な熱を取りのぞくため、暑い夏には嬉しい野菜ですが、冷え性や妊婦の方は食べ過ぎないよう注意が必要です。
果実の部分を煮物やスープの具材にするのがおなじみですが、実は皮、ワタと種、つる、葉の全ての部位を余すところなく食用に出来ます。

冬瓜を使ったレシピはこちら


このページの内容は、中国の昔からの民間療法や、年配の方から伝え聞いた話を基に構成しています。
病気やその他の疾患に、必ず効果があることを保証する訳ではないことをご了承下さい。

15.Aug.2012