家庭の薬膳 第34回 ~ 苦瓜

苦瓜の味と性質


薬膳の考え方では、苦瓜の味は「甘く」「苦く」、性質は「体を冷やす」という分類になります。

苦瓜の効能

苦瓜の原産地は、アジアの熱帯地方で、日本へは中国を経て17世紀ごろに伝わったといわれています。
沖縄での呼び方の「ゴーヤ」という呼称も、すっかり全国でもおなじみになりました。
外皮と実の部分を食用にしますが、茎、葉、皮、種、すべて漢方では薬として使用されてきました。
ビタミン、カルシウム、蛋白質、アミノ酸、グルタミン酸、βカロテン、ペクチン、苦瓜配糖体など豊富な栄養素を含む野菜です。
独特の苦味が特徴ですが、この苦味成分には健胃効果もあり、暑い季節の食欲を増進してくれます。
夏野菜の多くは、体内の余分な熱を取る作用がありますが、その中でも特に苦瓜は体を冷やすはたらきは高く、真夏にはおすすめの食材です。
ただし、体を冷やしてはいけない生理中や妊娠中の女性は食べないほうがよいです。

苦瓜には次のような効能があるといわれています。
■体の熱を冷ます
■健胃作用
■コレステロールを下げる
■血糖値を下げる

ゴーヤは中国の民間療法では、日射病や夏バテの解消、熱病の解熱、口内炎や目の充血の治療などに使われてきました。
厳しい暑さの季節の食卓にうまく取り入れて、夏バテ知らずで過ごしたいものです。

苦瓜を使ったレシピはこちら


このページの内容は、中国の昔からの民間療法や、年配の方から伝え聞いた話を基に構成しています。
病気やその他の疾患に、必ず効果があることを保証する訳ではないことをご了承下さい。

01.Aug.2011