家庭の薬膳 第8回 ~ かぼちゃ

かぼちゃの味と性質


薬膳の考え方では、トマトの味は「甘く」、性質は「身体を温める」という分類になります。

かぼちゃの効能

かぼちゃには下記のような様々な効能が期待できます。
■粘膜を保護
■健康な皮膚、髪、爪をつくる
■風邪の予防
■ガン予防
■美肌

かぼちゃは中国でも日本でも、その栄養価の高さから、昔から重宝されてきた野菜なのです。
現在、日本でのスーパーで売られているほとんどが西洋かぼちゃで、甘みが強くほくほくとしたもの。
これは、別名、栗かぼちゃとも呼ばれます。
その栄養価の高さから、「冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかない」と言われています。
これは、かぼちゃに多く含まれるビタミンAが粘膜を保護し、風邪を予防する、というところからきているようです。
また別の説として、かぼちゃの黄色が太陽の力が弱る日(冬至)に人々を災いから守り、裕福にしてくれると信じられていたから、という話もあります。
かぼちゃは粘膜を保護するはたらきがあるため、夏の間に暑さで弱ったのどや鼻の粘膜を回復するために、秋のはじめから冬まで積極的に食べるといいですよ。
またかぼちゃに含まれるβカロチンは油で調理すると、より体に吸収されやすくなるので、油で炒めたり揚げたりするとよいです。

ところで中国では昔から、かぼちゃに関する民間療法が数多く伝わっています。
特に種に多くの効能があると言われています。
種のまわりの柔らかい部分を生のまますりつぶすとやけどの治療薬に、また食あたりの時には、この部分と大根おろしを一緒に食べるとよいとも言われています。
更に、炒った種は前立腺の病気の予防に、炒った種とハチミツを一緒に飲むと虫下しになるとも言われ、かぼちゃの効能は数えるときりがないほどなのです。
最後に、普段にオススメしたいのは、炒ったかぼちゃの種(ドライナッツとして販売されています。)をお茶請けとしていただくこと。
これは肝臓を強くするのにいいそうです。
ふつか酔いの時などにもいいのではないでしょうか?

かぼちゃを使ったレシピはこちら


このページの内容は、中国の昔からの民間療法や、年配の方から伝え聞いた話を基に構成しています。
病気やその他の疾患に、必ず効果があることを保証する訳ではないことをご了承下さい。

03.Oct.2006